結婚相談所とは

オーネット、ノッツェ、ツヴァイ、サンマリエ等、全国展開している大手企業があります。各社とも会員数の多さとデータマッチングシステムを売りにしています。また、イメージモデルやタレントを起用した新聞広告・雑誌広告等の宣伝広告にも力を入れているようです。

結婚情報サービス型の一般的な特徴としては、情報提供がメインとなります。入会するときに自分のプロフィールとお相手に対する希望条件を登録しておくことにより、システム的にお相手候補をリストアップしてくれます。このお相手を月何人紹介ということになります。気に入った相手がいれば１週間から１カ月くらいの間にセンターを通じて申し込みをおこないます。その後お相手の方からもＯＫの返事をいただいた段階で詳しい情報が送られてきますので、原則ご自分からお相手に連絡を取ることになります。

担当者も一人で受け持つ会員数が多く、それぞれの会員に適したきめの細かいサポートがなかなかできないようです。仕組み的にも「お相手のプロフィールを何件紹介します」ということが中心となりますので、お相手とのコンタクトやお見合い、交際についてはご自分一人で活動していく必要があると思われます。

また、入会時にたくさんの費用を徴収する料金体系が多く、成婚料についてはとらないケースが多いようです。会員を多く集めることで収益を上げていくというビジネスモデルだと考えられます。

現実的に、大手の結婚情報サービスで活動されていた方々が多数結婚相談所型サービスで再度活動を開始しなおしておられます。

※2021年追記
結婚情報サービスと呼ばれていた大手の事業者も、下欄で説明している「結婚相談所型」にシフトしてきています。お見合いから、交際、成婚までサポートするようになってきています。

更に、ツヴァイ、サンマリエは結婚相談所連盟を運営しているＩＢＪの完全子会社となり、コースによっては、アシストワン船橋の会員とのお見合いも組まれるようになってきています。

また、ノッツエについては、アシストワン船橋も加盟している良縁ネットと提携して、コースによってはアシストワン船橋の会員とのお見合いも組んだりしています。

要は、成婚を目指すと、仲人型の結婚相談所に近づいてくるようです。

結婚情報サービス型と比べると比較的規模の小さいところが多く、フランチャイズ傘下の結婚相談所や個人経営の結婚相談所があります。個人経営の結婚相談所の多くは相談所同士のネットワークに加盟しています。お相手紹介の機会を増やすために加盟相談所の会員プロフィールを共有します。結婚相談所型の多くでは仲人やカウンセラー、アドバイザー、専任担当者といった形で一人ひとりの会員に対してきめの細かいサポートをおこなっていますので、成婚（婚約）へも短期間で導いていただけます。一般的にこの担当者は、プロフィール作りから、お相手探し、お見合いの調整そして交際時におけるアドバイスまでお世話します。

結婚相談所型の多くは、成功報酬型の料金体系を採用しています。これは、入会時や月会費等を比較的安価に設定し、成婚（婚約）となった時点で成婚料という名目で謝礼をいただくことをさします。このため、多くの担当者は成婚を目標に活動サポートをおこないます。
入会時には、必ず面談があり、結婚に向けての意思の確認や独身証明書をはじめとする身元確認がおこなわれます。言い換えると結婚相談所型に登録されている方は結婚に前向きで真剣に取り組んでいる身元確かな方ばかりということがいえます。このことから、成婚料という成功報酬型の料金体系というビジネスモデルにしても成り立つという背景があります。

結婚相談所型の相談所を選ぶ際には、第一に担当者との相性や力量を見極める必要があります。また、結婚相談所には大変微妙な個人情報が集まりますので個人情報管理にどのように取り組んでいるのかという観点からの判断も重要と考えます。