婚活をしていると、
「いい人だったんですが、好きになれませんでした。」
というお返事をいただくことがあります。
一方で、交際が順調に進むカップルは、
最初からお互いに強く惹かれ合っていたわけではありません。
実は、
「会う回数を重ねるうちに、自然と居心地が良くなってきました。」
というケースがとても多いのです。
これは決して偶然ではありません。
心理学には、この現象を説明する考え方があります。
心理学には単純接触効果(Mere Exposure Effect)という考え方があります。
これは、
人は、何度も接する相手に親しみや好意を感じやすくなる
という心理です。
例えば、
このような経験はありませんか?
人は「慣れているもの」に安心感を持つようにできています。
婚活でも、同じことが起こるのです。
恋愛ドラマでは、
「一目惚れ」
がよく描かれます。
しかし、結婚相手を探す婚活では少し違います。
多くのご成婚カップルを見ていると、
安心感 → 信頼感 → 好意
という順番で気持ちが育っていくことが少なくありません。
つまり、
最初からドキドキする相手より、
何度か会ううちに「この人といると落ち着くな」と思える相手の方が、
結果的に結婚につながるケースは多いのです。
お見合いでは、お互いに緊張しています。
普段どおり話せない方もたくさんいます。
だからこそ、
一回会っただけで「ピンとこなかった」
と判断してしまうのは少し早いかもしれません。
もちろん価値観が大きく違う場合は別ですが、
「嫌ではなかった」
「話しやすかった」
そう感じたのであれば、もう一度会ってみる価値は十分あります。
仮交際に入ったら1週間に1回程度のデートが推奨されています。
これは単にルールだからではありません。
会う回数が増えることで、緊張がほぐれ、相手の良いところが見え、安心感が育っていくからです。
一方で、
「また今度会いましょう。」と言ったまま、2~3週間会わない。
これでは、せっかく生まれ始めた親近感も薄れてしまいます。
婚活では、
会う頻度も、ご縁を育てる大切な要素なのです。
単純接触効果は、会うことだけではありません。
LINEも、
相手との接触回数を増やす手段の一つです。
だからといって、
何十通も送る必要はありません。
例えば、
このような短いやり取りでも十分です。
「適度な接触」が安心感につながります。
ここで勘違いしてはいけないのが、
単純接触効果は
「相手に良い印象を持たれていること」が前提だということです。
相手が負担に感じるほど頻繁に連絡したり、
何度も電話をかけたりすると、逆に距離を置かれてしまうことがあります。
大切なのは、
心地よい距離感を保ちながら、自然に接触回数を増やすことです。
一目惚れしなくても大丈夫。好きは“あとから育つ”ことがあります
婚活では、
「一回会って好きになれるか」
よりも、
「もう一度会ってみたいと思えるか」
を大切にしてください。
そして、
二回目、三回目と会う中で、
少しずつ相手を知っていく。
その積み重ねが、
安心感を生み、
信頼につながり、
やがて「この人と結婚したい」という気持ちへと育っていきます。
婚活は、短距離走ではありません。
焦って結論を出すよりも、
ご縁を大切に育てていく気持ちを持つことが、成婚への近道になります。
さあ、婚活は楽しく進めましょう!